事業承継とは、「人」、「資産」、「経営資源」を引き継ぐものです。人とは、社長としての役割と経営権です。
資産とは、土地・建物設備や自社株式などです。この資産は被相続人の個人財産と重複することもあり、この部分に対して相続対策が必要となります。
そして経営資源とは、目に見えないものであり、今までに築き上げてきた信用や、ブランド力、自社にしかない特許技術や取引先との人脈などです。
事業承継の形は百社百様あり、中小企業にとっては承継後の業績に大きな影響を与えることから、慎重に行わなければなりません。