相続税の改正(森川)
平成25年度税制改正により、相続税の大幅な改正が行われます。
そして、今回の改正により相続税の申告対象者が
今までの約1.5倍〜2倍に拡大されることが予想されます!!
相続税の改正といえば、相続税及び贈与税の税率構造の見直しや基礎控除の縮小!と、
最近ニュースや新聞などでもよく見かけますが、実際には上記の改正以外にも
たとえば、未成年者控除・障害者控除の控除枠の拡大や土地の評価を大幅に減額できる
小規模宅地等の評価減の特例について適用対象が広くなるなど様々な改正点が見受けられます。
ちなみに上記の改正は平成27年1月1日以降の適用となるものです。(一部は除きます。)
また、先日のニュースでは、平成25年4月1日より開始した教育資金の一括贈与が取り上げられていましたが
こちらも既に取り組まれている方が全国でも数多くいると報道されていました。
毎年、多少の改正はあったものの今回のような大幅な改正は
タイトルにも記載させていただいた通り、納税者自体が大幅に増加することとなるなど
これまで以上に相続税に対する意識を強く持たなければならない改正内容だと僕自身は思っています。
これから先、今回以上の改正があるかもしれない。
また、相続税以外にも法人税や所得税でも改正が年々行われる中で
情報の収集や知識の獲得に対する行動を怠らないようにしようとここ最近の業務で感じています。。
2013/06/24
- 税務・会計について