[書評]妬まずにはいられない症候群 (武田)
友人の成功を喜べない、他人の不幸な話を心のなかでは面白がって聞いてしまう......。
誰でも多かれ少なかれ、こうした感情を持っている自分に気付いているはずです。
本書では、そんな「妬み」の感情が、どのような心理メカニズムによって生じるのか、
その要因を分析、平易に解説します。
そして、あなたがよりよい人間関係を築き、自信と誇りを持って生きていくために、
嫉妬心の克服法を提案します。
一度しかない人生を、妬みの感情にとらわれて、うつうつとして送ってしまうのは、
いかにも残念です。その意味で本書は、妬みの心理を解き明かした心理学の本であるとともに、
人生を悔いなく、爽やかに生きるための人生の処方箋でもあります。
このように本書の内容紹介がされています。
また、
「嫉妬心は自分の成長を妨げる!」
勝間和代氏が「断る力」でおすすめ書籍として紹介
と本書の帯には紹介されています。
とても読みやすく、人の妬みの心理がわかり易く著されています。
自分や周囲の状況にも当てはめて、いろいろ考えさせられる書籍でした。
2012/09/04
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