アイネックススタッフ日誌

本書の成り立ちの基本、彼が在任していた時に実行し、実績を上げた方法が記載されているため、引用もスポーツチームのマーケティングが多いが、あらゆる分野の適用することができ、そして、適用することを勧めています。

17章から構成されており、各章それぞれに「ジャンプ・スタート・マーケティング」の手法が記載されています。

様々なアプローチの中には、通常よく見られるものから、独自の経験から編み出されたものまで多彩です。

個人的には、共感できるものからそうでないものもありました。

内容の具体的引用が、先にも述べたとおり、スポーツチームのマーケティングが多いため、イメージするのが難しかったのが、理解を妨げる一番の要因でした。

また、アメリカの人口による集客の困難さを例示として挙げられたところでは、さらに地理的な前提も無かったため、文章を追うだけになってしまい、残念なところでもありました。

ただ、その点を除けば、手立てとして参考になるものが多く、実践でも活用が十分できると感じました。