iphone5のauとsoftbankの戦略について(山川)
ついにiphone5が発表となり、au、softbankともに予約が開始されました。
私は一応予約をしたものの保留する可能性が高いです。
通常の通信料では両社ともに同じ金額となっています。
しかし、au側はスマートバリューやテザリングなどのsoftbankにはないサービスを打ち出し、
softbank側は機器買取制度などで対抗しています。
トータルのサービスラインナップとしてはsoftbankが苦しい状況で、
今後孫社長からなんらかのキャンペーンを実施するかに注目です。
BCNというサイトで前機種のiphone4Sの売上推移が記載されている記事がありました。
これによるとiphoneの全販売台数に対する月別の構成比率は以下の通りです。
10月:15%(発売月)
11月:10%
12月:13%
1月:9%
2月:6%
3月:13%
4月:9%
5月:9%
6月:6%
7月:9%
発売月の売上構成比は15%で発売月から3ヶ月間で40%近くの構成比となります。
やはり出だしでいかに囲い込むかが勝負になりますね。
このままですとauへ流れる人が多そうですが、孫社長がみすみす顧客離れを見過ごすとは
考えられず、なんらかのキャンペーンを設けて対抗するかどうかが非常に楽しみです。
一方でこれらの情報を比較して他社へ移ってしまう層はシステムに負荷をかけるヘビーユーザー
という考え方もできるので、発売後少し経ってからのキャンペーンもありえるのではないでしょうか。
いずれにしても経営者がどのような戦略をとるのか、そしてその戦略の意図は何かについて
考えるのもおもしろいかもしれません。
注)
*上記各月の%は10〜7月の10ヶ月売上のうちの構成比です
*参照ページ(BCN)
ttp://bcnranking.jp/news/1208/120824_23537.html
2012/09/18
- 企業経営や時事について