相続税の試算はお済ですか?
ご存知の通り、平成27年1月1日から相続税の申告をしなければならない人が増加します。
これは、相続税の基礎控除額が減額されるためです。改正内容としては以下のようになっています。
▸改正前:基礎控除額=5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)
▸改正後:基礎控除額=3,000万円+( 600万円×法定相続人の数)
このため、相続税の申告をしなければならない人が増えると言われています。
改正があるのは知っていて、不安だけど何から手をつけたら良いのか分からないという方も多いと思います。
そんな方は、国税庁が公開している簡易判定シートで、相続税が発生するのか簡易判定することをお勧めします。
https://www.nta.go.jp/souzoku-tokushu/souzok-kanihanteih27.pdf
法定相続人、相続財産等の金額を入力すれば、相続税の申告の要否を簡易的に判定できる!というものになっていますので、是非活用してみてください。
もし、簡易判定で相続税が多額に発生してしまう場合は、対策が必要となります。
現在、平成27年の税制改正の要望で、贈与税の非課税枠の拡充の話が検討されているので、一度、専門家にご相談されることをお勧めします。
2014/12/18
- 相続税・贈与税