税務情報ヘッドライン

あなたの会社では従業員による不正は発生してないでしょうか？

 

うちの会社では大丈夫と思っている方も多いかもしれません。

しかし、発生していないと思っても知らないうちに起きてしまっているのが不正です。

不正は起きてしまってからでは遅く未然に防ぐことが重要になります。

　不正を防止するためには、不正についての基礎知識が必要ということで今回から数回にわたり不正について紹介してきます。

 

　まず不正の特徴としては以下のようになります。

 

１、きっかけは突発的に発生する。

　不正で多いケースとして、仕事を特定の人に任せきりで何もチェックが行われていない場合に、その人がちょっとした出来心で会社の財産に手をつけるというものです。

 

２、繰り返し、長期に渡って行われる。

　１のように最初のうちは軽い気持ちで行われる不正ですが、チェックを受けておらず誰にも不正が発見されないことから繰り返し行うようになります。

 

３、被害が次第に大きくなる。

　たとえ一回当たりの不正が少額であっても、２のように繰り返し行われることから、発見が遅れると被害額は大きくなってしまいます。

　また、最初は少額であっても、発見されないことをいいことに次第にエスカレートしていき、一回当たりの不正額も大きくなる傾向があります。

 

　当たり前のことですが、初めから不正を起こすつもりの従業員はいません。　　　　　　　会社のチェック体制に不備があり、ふとしたことから従業員は不正を行うようになります。

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