仮想通貨の歴史②
前回(仮想通貨の歴史①)は、仮想通貨の誕生とビジネスの発端について簡単に書きました。
今回は、 2014 年に破綻したマウントゴックス(仮想通貨取引所)について発信します。
仮想通貨によるビジネスの発端から、キプロス金融危機やシルクロードなどにより世界的に広がりを見せ始めたビットコインですが、日本では 2014 年 3 月にニュースとなったマウントゴックス社の事件により、ビットコイン=詐欺という印象が残り、伸び悩んでいました。
まず、マウントゴックスとは、何でしょうか。
実際に仮想通貨取引をしている方はわかると思いますが、有名なところでいうと「 bitflyer 」「 coincheck 」「 zaif 」などと同じ仮想通貨取引所です。
では、マウントゴックス事件とは、何でしょうか。
結論を言うと、仮想通貨取引所(企業)を経営していた経営者が、皆様から預かったお金と仮想通貨を横領した事件です。
そして何が問題だったか。
それは、仮想通貨取引所(企業)において、皆様から預かった資産の管理が不十分であったことです。
本来ならば企業は、皆様から預かった資産に手を付けてはいけないのです。
要約すると、仮想通貨(ビットコイン)自体のセキュリティが甘かったということではなく、仮想通貨取引所(企業)のセキュリティが甘かったということですね。
現在の仮想通貨取引所は、金融庁による審査を経て、登録されているため、以前と比べるとそのあたりは整備されていると言えます。
これが、仮想通貨が信頼され始めた第一歩であると思います。
仮想通貨のセキュリティ面の良さについては、後日、発信しますね。
次は、私の考える仮想通貨の将来性を紹介します!
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2018/01/30
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