ラグビーワールドカップ、ベスト8は奇跡じゃない!
ラグビーワールドカップにおいて、残念ながら日本はベスト4の壁は破れませんでしたが、その快進撃は多くの日本人に勇気とやる気をもたらしてくれました。
なんてったって、ラグビー後進国の極東アジアの日本が、英国4協会の強豪であるアイルランドとスコットランドを撃破して4連勝によるベスト8進出ですから、世界のラグビーファンにとっても衝撃的であったと思います。
たとえて言うなら、当時の極東の小国「日本」が、バルチック艦隊率いる大国ロシア海軍を撃破して、勝利を手にし、世界中を驚かせた日露戦争並みの衝撃であったのではないかと思っています。(例えが古い?(笑))
ラグビーってスポーツは、最も番狂わせの少ないスポーツので「まぐれ」とか「ラッキー」とかがほとんどなく、実力通りの結果がでるわけで、そこからいうと日本の実力は、世界レベルの仲間入りを果たしたと言っていいと思います。
ジャパンのバックスを務め、見事のトライを量産した福岡選手も、自身のTwitterでアイルランドを撃破したことについて「奇跡なんかじゃない!」とコメントしていることからも、そのことが理解できると思います。
(参照:福岡選手のTwitter)
では、なぜ南アフリカに敗れてしまったのか?
後付けでなんとでも言えることかもしれませんが、それはベスト4以上である5試合目以降のゲームプランというか、チームビルディングができてなかったからなのではないかと思います。
もちろん、それがダメだったということではなく、あまりにも未知の領域で描き切れなかったのではないかと思うのです。
サッカーのW杯と同様、ラグビーのW杯も優勝ということになると、1か月以上にわたる激闘を経ないといけないわけで、そこを乗り切る選手起用とか、体力とか精神力が、わずかながら列強に及ばなかったのではないかと思うのです。わずかながら。(素人コメントですいません。)
でも、日本の快進撃が、日本中の人たちを興奮させ、勇気を与え、やればできるのだという意識をもたらしてくれたことに、本当に感謝したいと思います。
わずか10年足らずで、日本をラグビーの一流国に押し上げた、大いなる目標を持つということと、その実現のために、どこよりもハードな練習を積み重ねたという「軌跡」こそが、「奇跡」であったと言えるのではないでしょうか。
やればできるのだという自信を、我々日本人にもたらしてくれた、日本チームを尊敬するとともに、大いに感謝し、わが社も「奇跡を起こす軌跡」を歩んで行きたいと思った次第です。
日本チームの皆さん、本当にお疲れさまでした!ゆっくり休んで、次回は、決勝進出を目指してがんばってください!!
ほな、さいなら~。
令和1年10月21日
アイネックス税理士法人
代表社員 川端 雅彦
2019/10/21
- 雑感