税理士川端雅彦コラム

KAWABATA MASAHIKO COLUMN

人事評価

当社の人事評価の面談がやっと終わった。本来なら、1月で終わりなんですが、多忙で一人だけ2月にずれ込んでいたのだ。

当社の人事評価項目は、大きくは成果実現度、情意考課、スキル考課の3つに分けられる。

成果実現度は、バランススコアカードと一部連動させている。

情意考課、スキル効果はコンピテンシーモデルに基づいているが、当社が求める人材像は他の会計事務所と、ちょっと違い「ソリューション能力」つまり問題解決能力を重視している。

つまり「お客さまが解決すべき問題は何かを、顧客に先んじて発見、お客さまに対しリーダーシップをとって解決していく」ことを求めている。

したがって、それをする人の行動特性がモデルとなっているため「問題解決能力」とか「顧客リーダーシップ」などの項目が並んでおり、およそ会計事務所らしくない人事評価制度かもしれない。

しかし、人事評価は評価そのものが目的なのではなく、評価を通じて成長してもらうことが目的である。

だから、そこには納得性がなくてはならないし、そのためには日々の行動の評価を具体的に語ることができないといけない。それを語るには日々観察をしておく必要があるので、大変である。

だから、この時期が来ると少し憂鬱になるが、皆の納得した晴れ晴れした顔を見るとうれしくなってしまうのである。

 

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2007/02/14

  • 雑感

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