フィロソフィーで京都サンガはJ1に昇格する!
京都パープルサンガ後援会(チームは京都サンガと改名されましたが、後援会はそのままです。)主催のフットサル大会が、5月29日、サンガタウン城陽で開催されました。
ゲストとして、(株)京都パープルサンガの山中大輔社長も、朝早くから応援に駆け付けていただきました。
ご挨拶をいただく前に時間あったので、私が昨日の横浜FC戦での勝利について話を向けると、「勝つってこんなに気持ちのいいものなんですね。今日も朝の5時半に目が覚めました。」と嬉しそうな答えが返ってきました。
京都サンガは、2年ぶりの3連勝で、5月7日の引き分けをはさむと5連勝という快進撃を続けており、現在は5位という成績です。
快進撃の理由については、FWのエスクデロが好調だとか、堀米の笑顔がかわいい(ん?全然関係ない?)とか、テクニカルな面や、戦術的な側面など色々あると思うのですが、もう一つの「心、意識」が変わったからというのが大きいと思うのです。
実は、山中社長は、盛和塾に入塾されまして、私も一緒に勉強させてもらっています。
シーズンが始まる前に行われた勉強会の席で、山中社長は、京都サンガの選手たちに、サンガマンとしてのフィロソフィーを徹底して叩きこむ、という趣旨の話を熱く語っておられました。
つまり、サンガの選手として、サッカーをする目的は何か?サッカーを通じて京都という地域にどのように貢献するか?という「サッカー」をすることの意味、目的、大義を浸透させるというものでした。
これって、目に見えないけれども、すごいことだと思いました。
同時に、今年J1昇格、3年内(だったと思う)にJ1で優勝するという目標を、何のためらいもなく語っておられました。
目標の設定は、高すぎて達成できないとモチベーションが下がるし、かといって低すぎると能力開発を促さないので問題ですし、適切な目標設定と言うのは結構、勇気がいるものだと思うのです。
大義を掲げ、明確な崇高な目標を定め、その実現へ向けて迷いもなく邁進していく。山中社長の言葉から、そういうイメージができたので、「これは、J1に昇格するぞ!」と感じたわけです。
とはいうものの、好調と言っても、まだ5位なわけですし、これから様々な試練が待ち受けていることは当然あるわけで、こんな不遜な予測をすることは、おこがましい話ではあります。
しかしながら、武道やスポーツの世界でいう「心・技・体」の中で最も大切な「心」の部分において、最も充実しているのは京都サンガであり、他の要素(技と体)は、他のチームとほぼ同じであるという前提が成り立つなら、京都サンガはJ1昇格する、という仮説もなりたつわけです。
山中社長の「勝つってこんなに気持ちのいいものなんですね。」というお言葉と同じように、「売り上げが伸びる、ってこんなに気持ちのいいもんなんですね。」という言葉を発することができるように、フィロソフィーを徹底しようと思った、よき一日でした。
アイネックス税理士法人 代表 川端雅彦
2016/05/30
- 雑感