今年もお世話になりました
外資系の著名なコンサルティング会社から、けんもほろろに不採用の通知を受け、打ちひしがれた私は「こうなったら、独立するしかない!」と思ったのが31歳の時で、早いもので今年で20年が経過しました。
開業の時に借りた事務所が、無謀にも40坪もあり、家賃を払うために、お金がすぐに底をつきそうになるという薄氷を踏む思いのスタートでした。
そんな状況でしたので、ライフプランナーや、金融機関などへ紹介を得るための勉強会などの企画など、必死で営業をしてまいりました。
その結果、駆け出しのころには、広すぎた事務所も、規模が拡大するにつれ、だんだんと手狭になり、友人の勧めもあって、平成17年に現在のCOCON烏丸へ事務所を移転しました。
その後、立地の良さも手伝ってか、優秀な人材の採用がやり易くなり、現在では、公認会計士2名、税理士3名、税理士試験合格者4名を含め、総勢23名となりました。
そして、今年で20周年を無事に迎えることができました。
その20周年を記念して、今年の10月に、社員旅行としてハワイへ行ってきました。(留守番をお願いした方、ありがとうございました。)
幹事を務めてくれたスタッフが様々な企画をしてくれました。
ダイヤモンドヘッドに登るのは前から知ってたのですが、前の晩の食事の時に幹事が突然、私の20年ほど前の写真をプリントしたTシャツを全員に配布し「これを着て全員で朝日をみに行きます!」と言いだすじゃありませんか!
どこからどうやって20年前の近藤マッチのような髪形をした私の写真を入手したのかは、あとでわかったのですが、うれしくもあり、恥ずかしくもありました。道中、道行く人に「そのTシャツの方は、何て言う芸能人ですか?」と聞かれ、言葉に窮してしまいましたが、素晴らしい記念になりました。
「ダイヤモンドヘッドの頂上で、全員お揃いのTシャツを着て記念撮影」
また、キャンペーンと永年勤続の表彰も行いました。
「キャンペーンで第一位を獲得した三四郎と」
なかでも、その席で、サプライズとして、一緒に創業したメンバーや、師匠、お客さまからのビデオレターが放送され、心憎いまでの演出に思わず涙がこぼれてしまいました。
「ビデオレターを見ながら、涙をこらえるワタシ」
そんなこんなで、大いに笑い、泣き、感動した20周年記念慰安旅行でしたが、これまで支えていただいたお客さま、社員、そして家族に、言葉で表せないぐらいに感謝の念がこみ上げてきました。
本当にありがとうございました!
しかしながら、20年も通過点にしか過ぎません。会社は社員の幸せを追求する器であるわけですから、永続させる必要があるわけです。
そして、その永続を保証するものは、環境の変化とともに常に変化し、成長することが求められます。変化こそ不変の真理であるとともに、その変化を演じる主体は、その組織の一人一人であるというテーマにチャレンジしながら、100年続く企業を目指して、21年目を踏み出そうと思います。
今年も大変お世話になりました。これからもお客様の成功が私たちの成功であるというマインド忘れることなく精進する所存です。
来る年の皆さまのご健勝とご多幸、そして、会社の発展をお祈り申し上げます。
アイネックス税理士法人 代表社員 川端雅彦
2012/12/27
- 雑感