税理士川端雅彦コラム

KAWABATA MASAHIKO COLUMN

社長のおもいはなぜ伝わらないのか?

先日セミナーに行きました。タイトルは「社長のおもいはなぜ伝わらないのか?」というものですが、勉強になったのでまとめてみます。

例えば、社長であるあなたが、社員に自社の営業のあり方について語りかけたとします。

そして、一時間後「我が社の営業のあり方は、何か!?」と問うたとしたら、どれぐらいの人がきちんと覚えているでしょうか?

答は44%です。つまり、56%の人は1時間前のことを記憶していないのです。さらに1日経つと74%、1か月経つと79%の人が記憶していないのです。

これは、エビングハウスの忘却曲線と言われ「そもそも人は忘れる」のです。

では、どうすればいいのか?

キャノンの第8代社長の御手洗富士夫氏はキャノンの改革の成功の秘訣は何かを聞かれた時、次のように語っています。

「その答えはコミュニケーションの回数なんです。自分の考えを理解し、納得してもらうためには、ただただコミュニケーションを重ねるしかありません。これは改革を行うときだけでなく、日ごろの経営姿勢としても大切なことでしょう。」

そうです。コミュニケーションの回数が決め手なのです。

私が入っている盛和塾の塾長である稲盛氏も、何かにつけ「コンパ」を開いて、酒を飲みながら繰り返し繰り返し社員と語れ!と言っておられます。

では、どのように語れば社長の考えを社員に浸透できるのでしょうか?

松下幸之助氏は、そのことについて次のように語っています。

「100%を部下に伝えようと思うなら、責任者は1000%の思いをこめないとあかん。」

つまり燃えるおもいで訴えよ。ということです。

「三年近く毎日朝会で自分の考えを話したことがある。題材は、その日によって替えていくが、しかし、究極言わんとすることは同じである。」

つまり、繰り返し訴えよ。ということです

もう一つ大事なことはなぜということを話すことや。責任者がなぜを説明することによって、社員はその言わんとする全体を理解することが出来る。そうしないと社員はついてこんで」

つまり、なぜ訴えるかを説明せよ、ということです。

この3つの繰り返しをしなければ、経営者の真意は社員には伝わらない!と断言しています。

さらに、おもいを伝えるコツとして次のことが紹介されてました。

「○○さん、おはよう。」「最近どう?」「順調?」など、とにかく声をかける。ここでは、「○○さん」と名前で呼ぶことが重要なのです。だれだって嬉しいですからね。

つぎに、「○○の件について、池田くんの意見を聴かせて。」といった風に、積極的に質問する。これにより、対等に扱ってくれているということが伝わり、期待にこたえようとがんばるわけです。(もちろん、じっくり待つ必要がありますが。)

そして、最後に自分のおもいを伝える。

いかがでしょう?簡単で今にも取り組めそうなことですね。

こういったコミュニケーションの機会を多く持つために「朝会」や幹部との「合宿」などが効果的だということです。

当社では、毎週月曜日に「ブレックファーストミーティング」をしているのですが、合宿はしたことがありません。

以前から、幹部のみんなと「合宿」をしようと企てていたのですが、この話を聞いて、待ち遠しくなった次第です。

2012/03/14

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