僕らは、過去を変えることができる!
先日、キンコン西野さんの、近畿大学の卒業式でのスピーチをYou Tubeで見る機会があって、なるほど~!と思うことがありました。
それは、そのスピーチの中で、キンコン西野さんが「僕らは、過去を変えることができる。」って言っていたことです。
( YouTubeより: キングコング 西野亮廣 氏
“伝説のスピーチ 平成30年度近畿大学卒業式”
https://www.youtube.com/watch?v=yg2VEGdOFwY )
今までの定説では「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えることができる。」というのが、万人の普遍的な真理だったと思います。
タイムマシーンでもない限り、過去にさかのぼって、起こった「事実」を書き換えることはできないという意味では、それはその通りなのですが、彼は次のように語っています。
「失敗した瞬間に辞めてしまうから失敗が存在するわけで、
失敗を受け入れて、
過去をアップデートし、
試行錯誤を繰り返して、
成功に辿りついた時、
あの日の失敗が必要であったことを僕らは知ります。
つまり、理論上、この世界に失敗なんて存在しないわけです。」
過去に起こった「事実」は変えられないが、それを、どう「解釈」するかは変えることができる、ってことなんですよね。
私たちは、過去に起こったこと、特に失敗したことをウジウジ考えて、二度と失敗しないように、本来の意図とは違う選択をすることがあります。
つまり、失敗しないように「チャレンジしない。」という選択です。
心理学で言われる「二次利得」という選択です。
最後にキンコン西野さんは次の言葉で締めくくってます。
「このことを受けて、僕から皆さんに贈りたい言葉は一つだけです。
挑戦してください。」
成功するまで、挑戦するが、失敗を恐れて挑戦をやめるか。これも人生の選択ですね。
いやー、それにしても、キンコン西野さん、かっこよかったので、のど自慢の名人賞の鐘を贈ります。
「キンコンカンコン キンコンカンコン キンコンカーン!」
あの時の失敗が必要であったことを知るために、僕も挑戦し続けたいと思います。
令和元年12月5日
アイネックス税理士法人
代表社員 川端 雅彦
2019/12/05
- 雑感