酉年もお世話になりました!
今年も残すところ、あと3日となりました。
年初に、中村天風の「新しき計画の成就は只不屈不撓一心にあり。さらばひたむきに只想え、気高く、強く、一筋に。」を引用し、年度計画を必ず達成しようと社員全員に発破をかけたことを記憶しています。
目標は達成するためにあるもので、できない理由を探すのではなく、いかにすればできるのかを考えることが大切で、この意識はかなり浸透してきたと思います。
ところが、思わぬ障害が発生するもので、そのことが目標達成の制約条件になってしまうことがよくあります。
その障害とは、どの業界にも共通することですが、有効求人倍率は1.5倍近くなっており、採用が非常に難しくなってきたことです。
これにより、事業機会は豊富にあるものの、アクセルを思い切って、踏み込めない状況となっており、生産性を上げることが至上命題となってきています。
したがって、IT技術の導入、働き方改革などを含め、生産性改善に、他に先駆けて取り組むことが今後の優位性を獲得するには不可欠なものとなってきています。
一方で、様々な事業機会も出てきています。業界的には、税制改正により「事業承継税制」が、かなり使い勝手良く改正されます。
この制度を活用して、昨今問題となってきている自社の株式に対応する「納税猶予制度」を活用する経営者が増えることでしょう。弊社では、いち早くそれらに対応できる体制を作ろうと思います。
その他には、仮想通貨ブームによるビリオネラーの登場と、それに伴う、確定申告業務の増加などがあります。
この計算には、各取引所、各通貨の売買履歴から所得を算定するという、厄介な作業が伴いますが、弊社では、非常にシンプルにそれらを計算できるノウハウを開発し、年初より仮想通貨の確定申告業務の受託を開始する予定ですので、ご期待ください。
今年は酉年です。酉の由来は「果実が極限にまで熟した状態」からきており、そこから物事が頂点にまで極まった状態なのだそうです。そのことから、酉年は商売繁盛に繋がるということと言われています。
アイネックスグループの企業理念は「お客さまの成長と発展に全力を尽くす」ことであり、「お客さまの成功がわが社の成功」と謳っています。したがって、今年に引き続き、来年も皆さまの「商売繁盛」のために全力でサポートさせていただきたいと思います。
1年間、本当にお世話になりました。
来年も再来年も、その翌年も、ずーっと末永くお付き合いいただけるよう、社員一同精進して参ります!
それでは、皆さま、良いお年をお迎えください!
平成29年12月
アイネックス税理士法人
代表社員 川端 雅彦
2017/12/29
- 雑感