税理士川端雅彦コラム

KAWABATA MASAHIKO COLUMN

確定申告がなくなる日のために

税理士事務所にとって、年間を通じて最も忙しくて目が回る確定申告の期限が差し迫っています。


差し迫っているこの時期に、このようにブログが書けるのも、

優秀なスタッフのおかげで期限内に余裕で終われる目途が立ったからです。

同時に、確定申告は毎日夜遅くまで仕事をする突貫工事に似たようなところもあり、

そういう意味では、強靭な体力を有する強者揃いの組織なのかも知れません。


スタッフの皆には本当に感謝しています。ありがとう!お疲れさまでした!


とはいうものの、まだまだ、生産性を改善する余地は数多くあります。


基本的に確定申告は、情報(資料)収集と計算、そして、それらを税務上正しく解釈をして、

税コストを最小にする専門知識が必要となります。

情報(資料)については、いかに漏れなく計算しやすい状態で収集するかという「段取り力」が問われます。

今後は、それらをシステマチックに、IT技術を駆使しながら効率的に行うやり方を取り入れていく必要があります。


税務上正しく解釈をするというのは、専門知識と豊富な経験がものを言います。

そして、そういう豊富な経験を持つ人に気軽にアクセスできるという風通しの良さも、生産性を大きく左右します。

あわせて、そのような経験値を組織のノウハウとして共有する仕組みも重要だと思います。


ところが、このような努力を積み重ねたとしても、将来において、マイナンバー制度がきちんと機能し、

各人の所得が自動的に把握されるようになれば、単純な確定申告はITにとって代わられることになるでしょう。


また、AIが進化を遂げれば、複雑な税金計算も、ITに取って代わられることになるでしょう。


私たちにとっては、仕事が奪われてしまうという脅威とも取れますが、

むしろ、テクノロジーの進化は、歓迎すべきことであると思います。

そして、私たち税理士・会計士がルーティン業務から解放され、

新たな創造性の高い仕事にチャレンジする機会を提供してくれるからです。


確定申告が私たちの仕事の領域から無くなる日のために、今の業務の生産性を限界まで上げ、

創造的な仕事ができる時間を作ろうと感じた、確定申告でした。



平成29年3月14日
アイネックス税理士法人
代表社員  川端 雅彦



2017/03/14

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