『会話がとぎれない英語の雑談18のルール』
本日は『mini版 会話が途切れない英語の雑談18のルール』という本をご紹介いたします。
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【著者】デイビッド・セイン 【発行所】株式会社 アスコム 【第1刷】2016年3月1日 【第3刷】2018年10月12日 |
私は旅行に行くことが趣味で、可能な限り年に1度は、国内外問わずどこかへ行っています。
今年の6月は海外へ行きましたが、その際、英語が聞き取れなくて困りました(;´・ω・)
旅先には、英語圏以外だろう見受けられる観光客の方も多かったのですが、レストランやホテル等で流暢に英語で話されている姿を横目に、こんなに英語が話せないのは日本人くらいだと感じました。
簡単な受け答えは出来ても、それ以上に話は膨らまない…
“どうすれば旅先で会話を楽しみながら過ごせるのだろう”と思い、今日ご紹介する本を手にとりました。
結論から端的に言えば、雑談をするということは、コミュニケーションの問題なのだそうです。
では、上手にコミュニケーションをとるには、どうすれば良いのでしょうか。
すぐにでも活用できそうなポイントは、以下の3点です。
①あいさつをして、そこにプラスαの話題を加える。
プラスαの話題は難しい内容である必要はありません。
例えば、「I heard it's going to rain this afternoon.(今日は午後から雨が降るらしいよ。)」
「Is the summer heat getting to you?(夏バテしてませんか?)」など、
天気や体調のことであれば、話しやすいと思います。
②好感のもたれる質問の仕方
質問する前に、まずは自分から名乗るのが鉄則です。
その後、好感のもたれる質問をしてみましょう。
話すのが上手い人は、「相手に話させる」ことが上手なのです。
聞くばかりでは失礼になってしまいますが、上手な質問をすれば、相手がどんどん話してくれます。
趣味や仕事のこと、相手のセンスについて質問すると良いそうです。
③雑談ではとりあえず相手を褒める
また、上記の質問をする際は、相手のことを褒めてみて下さい。
仕事に関することであれば、「You know a lot about the economy. Are you a university professor?(経済にお詳しいですね。学者さんですか?)」
センスについてであれば、「I like your necklace. It looks perfect on you.(いいネックレスですね。とてもお似合いです。)」
など、ほんの少し具体的に褒める要素を入れられると良いです。
本日ご紹介した以外にも、英語の雑談ルールはあります。
ですが、私が本書を読んで思ったことは、この雑談ルールは英語だけでなく、日本語にもいえるということです。
“英語で上手く話さないと!”と考えしまうと、緊張してしまいますが、英語だからと言って、特別なことをする必要はないのです。
普段話している日本語での会話の流れと同じように、ゆっくりでも単語を繋げていけばなんとか通じます!
分からないなりに、頑張って伝えようとすれば、きっと話せるはずです。
その時忘れてはいけないのことは、笑顔で接することかなと思います。
今年は8月10日(土)~8月18日(日)まで、最大9連休のお盆休みの方も多いようです。(羨ましい限り…)
海外旅行に行かれる際には、英語でのコミュニケーションに是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
アイネックス税理士法人
石野 淳子
2019/08/07
- 読書発表・本紹介