アイネックススタッフ日誌

I-NEX STAFF DIARY

『雑談力が上がる話し方』


皆さま、こんにちは。アイネックス税理士法人の森と申します。

本日は、『雑談力が上がる話し方 30秒でうちとける会話のルール』という本をご紹介させていただきたいと思います。


[著者]齋藤 孝

[出版社]ダイヤモンド社

[第1刷]2010年4月8日

[第27刷]2019年3月5日



こちらの本は、私が手に取った時点で既に第27刷という、大変人気の本です。

私はついつい真面目な話ばかりしてしまい、他愛もない話をするのが少し苦手なので、雑談力を上げたいという思いから、読んでみることにしました。


まず、雑談とは何か。それは、コミュニケーションツールです。相手との関係性をつくり、その後の話をスムーズにする、いわば潤滑油のようなものなのです。

雑談の中には、話す人自身の人間性や人格、社会性などが凝縮されており、話し相手はそれを判断しながら、安全な人なのか、近づくべきではない人なのか、ということを推測しながら雑談しています。

つまり、少しの時間の雑談でも、人格的な安定感が伝わることで、気まずい空気を解消することができ、人間関係も仕事もスムーズに開けるようになります。


そんな雑談には、5つのルールがあると本書には書かれています。


【雑談の5つのルール】

①中身がないことに意味がある

 雑談は意味のない、無駄な話で良いのです。
 しかし、必要のない話になってはいけません。

 例えば、「最近、急に暑くなったね。週末のゴルフでかなり日に焼けたんじゃない?」という、仕事とは関係のない話だけど、場の空気を作るような雑談をするのです。そうすることで、「本当に暑いね。暑すぎて午後からはスコアが伸びなかったよ~」と同じ話題を共有できるようになります。


②あいさつ+αでできている

 あいさつは、雑談をするキッカケになります。しかしそれはあくまでもキッカケであり、あいさつ自体は雑談ではありません。

 「おはようございます」の後に、何かネタを加えて、「そういえば、隣の商業ビルが先週オープンしましたね!」と話を振ってみると、「週末に早速行ってきましたよ~」とか、「関西初上陸のコーヒーショップが出店していますよね~」とか、そこから会話が広がっていきます。


③結論はいらない

 このポイントは、私自身が一番気にしていた点でした。取り留めのない話をするのは、格好悪いのではないかと思っていました。

 ですが、無理にまとめようとせず、結論を出さず、ズルズルと引き伸ばしながら、テンポ良く話題を切り替えていけば良いと本書には書かれていました。そうすることこそが、雑談を続け、広げていく秘訣になるそうです。


④サクッと切り上げるもの

 ③で結論はいらないと書きましたが、ではどうやって雑談を終えるのか。

 それは、「あ、じゃあこのへんで!」、「また今度!」と、去り際は潔く終わらせるのがコツになるようです。


⑤訓練すれば誰でもうまくなる

 口下手な人でも、話すことが苦手な人でも、雑談力を上げることはできます。

 ですが、その方法をここに書いてしまうと著者の方に申し訳ないので、伏せておきます!

 雑談力を上げたい人は、是非、『雑談力を上げる話し方 30秒でうちとける会話のルール』を読んでみてください。

 私は、今日から、仕事の中にも雑談を交えてみて、社会性・コミュニケ―ション能力を向上させたいと思います。



アイネックス税理士法人
税理士  森 優


京都・大阪の税理士ならアイネックス税理士法人

2019/05/28

  • 読書発表・本紹介

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