アジア展開セミナー〜シンガポール編〜を開催しました!
去る8月31日、大阪梅田のハービスPLAZAにて、海外進出セミナーを開催しました。
「海外進出希望企業経営者向け アジア展開セミナー 〜シンガポール編〜」
シンガポールと聞いて、「タックスヘイブンだ!」と気づく方も多いかもしれません。
国際的な租税回避行為として「パナマ文書」が話題になったりと、
最近は日本国内だけでなく海外の税制、税金の仕組みについても
注目が高まっていますよね。
今回はシンガポールに進出する上でのシンガポール、日本それぞれでの
留意すべき税制等に重点をおいてのセミナーとなりました。
告知からあまり時間が無かったにも関わらず、大阪・京都等の企業様から
多くのご参加をいただきました。
※シンガポールのチオリム会計事務所から是松先生、コリン・ンー法律事務所より
ケン・チア先生をお招きし、日本からは弊社税理士 新井が加わって講演。
質疑応答のお時間には、シンガポールに進出したことが租税回避行為だと
捉えられないためにはどうすれば良いのか?などの鋭いご質問もあり
海外進出を検討される経営者の方が税制に対して高い意識をお持ちであることが
伝わってきました。
(特に海外企業の)国際的な租税回避行為、それに対する課税の流れは
現在も様々な事例、事象が発生しています。
それに合わせてBEPSプロジェクト等の各国が協力しあっての国際間の
課税調整の動きもあります。
日本でも国際的な取引に対する税制改正が入っています。
(今回は取り上げませんでしたが国外転出時課税や国外財産調書など
すでに影響を受けた方もいらっしゃるかもしれません!)
今回のセミナーで多くの経営者様が海外進出をする際の国内外の税制に
関心が高いことを改めて感じました。
弊社では皆さまをサポートすべく、今後も情報収集を行いお役に立てるよう
精進してまいります!
セミナーにご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
また近く、海外展開や海外投資をテーマとしたセミナーを開催予定です。
今回ご参加いただけなかった皆さまも、ぜひお越しいただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
(田辺)
2016/09/04