『外資系投資銀行のエクセル仕事術』
今回は私が直近に読んだ本について、ご紹介させていただきます。
『外資系投資銀行のエクセル仕事術』(著者:熊野整)
投資銀行出身の方が書かれているだけあり、
「見せる」だけでなく、「説得する」という視点を持ってエクセル資料の作成を行う方法が掲載されています。
改めて自分自身が作成した資料のチェック方法や、書式について見直すいいキッカケとなったので、
ご紹介させていただきます。
この本の良いところは、
基本操作から、資料のチェック方法まで一連の流れで記載されているところです。
よくあるエクセル本は、数式の組み方が記載されており、
とりあえず読んでもわからないので、「また使うときに見ればいいや」とデスクの上に置き、
結局使わずにそのまま、というパターンに陥りがちです。。。(私もそんな経験がありました。)
ですがこの本は、
「最終的にはこの資料を作成したい」
→「これを作成するためにはどういうステップがあるのか」
→「各ステップでの実際の操作方法」
→「完成!」
という流れが見えるので、非常にわかりやすいです。
さらに私がこの本をオススメする理由は、もうひとつ。
この本が、資料のチェック方法に重きを置いた本であるということです。
資料は作成過程がとても長いため、チェック前で完成気分になり、肝心のチェックが疎かになりがちですが、
この本は最終チェックを正確かつ迅速に行う方法が書かれているので、生産性の改善に直接的に繋がりました!
エクセル初心者や、ある程度は触れますという方にはオススメの一冊ですので、
大事な資料を作成することになる前に、読んでみられてはいかがでしょうか?
藤岡
2016/03/25
- 読書発表・本紹介