アイネックススタッフ日誌

I-NEX STAFF DIARY

黒字倒産(小野)

先日、与沢翼氏が代表取締役を務める?フリーエージェントスタイルホールディングスが事実上の破産状態であるというニュースを目にしました。

法人税等の支払が出来ない状態に陥る、いわゆる黒字倒産です。

「黒字倒産」という言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。

ではなぜ、損益計算書上の当期純利益がプラスであるにも拘わらず、資金がショートしてしまうのでしょうか。

利益が出れば、その出た利益の金額分キャッシュは残ります。しかし、利益というのはあくまで概念なので、利益が出たその時点でキャッシュがその分残るわけではありません。

黒字倒産になる会社の決算書には特徴があり、貸借対照表の決まった勘定科目が異常値となります。

例としては、売掛金、在庫、貸付金、固定資産です。

貸借対照表の資産の部が大きくなればなるほど、損益計算書の当期純利益も大きくなりますが、その資産の部の数字が損益計算書の数字に比べ、大きすぎる場合は黒字倒産になる予兆があります。決して粉飾をしていなくてもです。

「税金が払えなくて倒産する」というのは、放漫経営をしていなくても起こりえる事象ですので、身近な会社の決算書を見て、上記の勘定科目の金額が大きくなりすぎていないか一度チェックしては如何でしょうか?

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2014/04/28

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