スポーツビジネス(小野)
日本人選手のメダル獲得の影響で、日本国内でもソチオリンピックの話題で持ちきりですね。
特にフィギュアスケート男子で羽生選手が金メダルを獲得したことでオリンピックに対する注目度や他競技でのメダル獲得の期待も高まっているようです。
4年に一回しか開催されないオリンピックでメダルを獲得するためには、努力や忍耐力、周囲の環境など様々な要素が必要だと思います。
そして、その要素の中において「お金」も一つの大きなファクターになるのではないでしょうか。
以前新聞で読んだコラムでは、フィギュアスケートで幼少期からメダリストになるまでに一億数千万円のお金がかかるようです。用具代やスケートリンクの使用料はもちろん、衣装代やコーチに対する報酬、マッサージ代や渡航費などなど。一流の用具を使い一流のレッスンを受け一流の環境に身をおこうと思うとやはりお金がかかるんですね。
もちろん、お金が全てではなく本人の努力によるところが大きいでしょうし、上述の一億数千万円のうち、スポンサーや支援団体などが負担する分もあるでしょうから、実質負担はもっと軽くなると思います。
しかし、国が強化指定し、潤沢な予算が与えられる競技の選手が結果を出しているところを見ると、スポーツとお金は切っても切れない関係にあるのでしょう。
穿った見方かもしれませんが、「お金」という側面でオリンピックを観戦するもの一興ではないでしょうか。
2014/02/18
- スタッフの雑談