NHKが面白い(丸本)
最近、NHKの教育番組が面白い。
といっても子供番組ではなく、大人向けの教養番組がよく出来ており、わたしのお気に入りをいくつかご紹介します。
まずは、「白熱教室」。これは昨年流行ったハーバード白熱教室の続編です。日本の教授陣がM.サンデル教授の手法を取り入れた講義を実施しその様子が放送されます。先日は特別編としてスタンフォード大学のティナターナー教授の起業論に関する講義の様子が放送され非常に刺激的でした。日本の教授陣の講義はやや物足りなさを感じますが、学生時代にちゃんと勉強していなかったわたしにとってはとても勉強になります。
次は、「100分で名著」。少々難解で手に取りにくい名著を25分×4回で解説する番組です。6月は「マネイジメント/P.ドラッガー」でした。経営の古典的名著として、また最近は「もしドラ・・・」ブームで脚光を浴びている1冊ですが、やや表現が難しく理解しにくいと思った方も多いと思います。番組では名著に関りの深い方が解説すると同時に副教材のテキストがあり併せて読むとより理解がすすみます。その上で原著を読むとスッーと理解できます。7月は「学問のススメ/福沢諭吉」です。再放送もあるので是非見て下さい。
3つ目は「タイムスクープハンター」。歴史番組ですが、時代考察が秀逸です。特に言葉(方言?)が当時にあわせた表現になっており、一部字幕や解説で補っています。ホントに?と思う場面もありますが、いままでにない歴史番組で一度は見てみいただきたい番組です。
最期が「すイエんサー」。小学生向けの教育番組で娘がビデオに録っているのを一緒にみているうちにファンになりました。日常の疑問をアイドルが実験を通して解決する番組です。「止まっているエレベーターを登るとこけそうになるのはなぜ?」「グラスを持ったときに小指がたつのはなぜ?」「ケーキのロウソクを一息で消す方法」など、知らなくても困らないけど明確な理由(方法)を知らないことを解説してくれます。
最期の「すイエんサー」はおまけですが、上の2つは仕事でも参考になることが多いのでおすすめです。ちなみに我家はHNKの受信料、ちゃんと払っています(あたりまえか、、)。
2011/07/04