アイネックススタッフ日誌

I-NEX STAFF DIARY

組織が大きく変わる「最高の報酬」トータルリワードを活用した行動科学マネイジメント(丸本)

人の行動原理にもとづいた科学的なマネイジメント手法が書かれています。マネイジメントと言えば「もしドラ・・」が今も人気書籍の上位にランキングされていますが、この書籍の方がより論理的で実践的です。人材育成に苦労されている中小企業の社長にお奨めの1冊です。



組織が大きく変わる「最高の報酬」 トータル・リワードを活用した行動科学マネジメント

石田 淳 / 日本能率協会マネジメントセンター



簡単に言うと、会社にとって「好ましい行動」を増やし「好ましい行動」を継続させる方法が書かれています。

この本では、「好ましい行動」とは、会社の理念・クレド・ミッションを実現する行動と定義されます。組織が企業であれば「利益につながる行動」とされています。いくら難しいことをしてもそれが利益につながらなければ徒労だし、どんなに楽しくても利益につながらなければ企業として行う意味がない。あたりまえのことですがとても重要なことだと思います。


次に「好ましい行動」をするにはそれに見合う報酬が必要と考えられます。ここで言う報酬等は「非金銭的報酬」を用いることが重要とされています。この「非金銭的報酬」がタイトルにもある「トータルリワード」で、以下の6項目です。

Acknowledgment (感謝と認知)
Balance [of work and life] (仕事と私生活の両立)
Culture (企業文化や組織の体質)
Development [Career/Professional] (成長機会の提供)
Environment [Work place] (労働環境の整備)
Frame (具体的行動の明確な指示)

従業員が望むものは人によって異なるので、上記のうちもっとも本人が価値を感じるものを提供してあげること。評価は公平性が求められるが対価が均一である必要はないとされています。

「好ましい行動」を継続させるには、楽しい仕組みが必要。その行動自体が楽しいというシンプルな仕組みが必要。頑張れば報われるということがわかっていれば楽しい気持ちでつづけられる。ここでいう「報い」は成果報酬でなく、トータルリワードの考え方によるということです。


これらの考え方を実践した具体例が多数紹介され非常にわかりやすい内容でした。


最後に、参考になったフレーズをひとつご紹介しておきます。
「人材育成でもっとも重要なことは業績を上げる方法を具体的にきちんと示し、そのための行動をとられせることであって、部下の精神を鍛え上げることでもなければ、顔色を気にすることでもない。仕事ができる人間に成長させてあげること。」

ついつい根性論に陥ってしまう僕には重要なフレーズでした。





2010/06/30

  • 読書発表・本紹介

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