アイネックススタッフ日誌

弊社が業務提携している日本インベスターズ証券の仲川氏がブログで面白いことを書いていたので紹介したいと思います。

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Ａ：あなたはＸ株を保有。昨年たまたまＸ株を売りＹ社株を買おうとしたが結局しなかった。ところが、もし買っていれば150万円儲かっていた。

Ｂ：あなたはＹ株を持っていた。昨年Ｙ株を売ってＸ株を買った。ところがＹ株を売らなかったら150万円儲かっていた。

・・・さて質問、あなたはＡ、Ｂどちらが余計に悔しく感じますか？・・・・

儲け損なしの結果は同じなのに多くの人はBの方が悔しいと感じる。人は、しなかった事より、した事の結果の方がこたえるのである。
「後悔回避」といい、後悔を避けたい気持ちが意思決定に大きく影響を与えている。多くの投資家は、運用しない事で利益が得られない事よりも、運用した事で損失する悔しさを避けたいのである。しかしながら、人は短期的には失敗した行為の方に強い後悔の念を抱くが、長期的には、やらなかった事を悔やんで心を痛めるのである。「トムソーヤの冒険」を書いた米国の小説家マーク・トウェインの格言がそれを裏づける。「20年経てば、した事よりもしなかった事を嘆くようになる」。
（参考文献：「経済は感情で動く」紀伊国屋書店）
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皆さんはどう思われますか？私自身、思い当たる節がある内容でした。

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