分身ロボット OriHime
先日、何気なくニュースを見ていたら分身ロボット「OriHime」が紹介されていました。
個人的に衝撃を受けましたので、この場をお借りして紹介させていただきたいと思います。
衝撃だった事その①
「OriHime」は株式会社オリィ研究所が開発されています。
吉藤 健太朗という方が代表なのですが、全身真っ黒の白衣・シャツ・パンツで登場され、長髪をなびかせながらカメラ目線でポーズをされていました。
正直、チャラい変わった人やなーが第1印象でした。
衝撃だった事その②
代表が登場されて「OriHime」の紹介が始まりました。
よくある人口知能を搭載した自立型ロボットかと思いきや全く違うものでした。
「OriHime」のコンセプトは【あなたの分身になります】です。
飲食店の入り口や座席に設置され、難病などで寝たきり状態の方が自宅や病室から「OriHime」を通じてお客さんと会話されたり、接客する事が出来るというものです。
もちろん給与も発生します。
身体的問題や距離を克服して、誰もが社会に参加する事が出来る未来を目指して開発されたロボットでした。
衝撃だった事その③
私は今まで生きてきて1度も、寝たきりの人が社会と繋がるにはどうすれば良いだろうか考えた事はありませんでした。
吉藤代表は子供の頃に引きこもったり、入院したりで社会とのつながりを遮断されていた時期があったそうです。その時の経験から開発を考えられたのですが、
今寝たきり状態の人は「寝たきり状態の先輩」であると言っておられました。
事故や病気でいつ我々も寝たきり状態になるか分かりません。その発想・社会貢献に対する考え方に心を打たれました。
私たちの業界は直接的に社会貢献できる事は少ないのかもしれません。
ただ、顧問契約をしているお客様の中に同じような考えは持っておられる経営者の方は沢山おられると思いますので、経営環境の改善提案や助成金・補助金の提案を通じての未来ある社会のために貢献していきたいと考えさせられました。
K.Y
2022/04/13
- スタッフの雑談