How Google Works (私たちの働き方とマネジメント)
例年、同じような作業にならないように、何かしらの変化を人事では取り入れています。
今年は、夏採用でいえば、ZOOMでの会社説明会・面談が目新しい取り組みで、
その効果か、今年は遠方地からの応募が例年より少し多くなりました。
昔、人事コンサルの方が書いた本に、毎年何かしら変化は必須と書いてあったので、
(確か、その時の採用市場の流行などを勉強するためかそういう理由だったような?)
それ以降、意識をして、春も終わりくらいになると、今年は何しようかなと考えています。
先日、代表の川端から「How Google Works (私たちの働き方とマネジメント)」
という本を渡されました。
グーグルの採用本であり、働き方、人材育成、組織論の話です。
その中で、採用は一番大切な仕事と書かれています。
すばらしい人材の集まる会社は、すばらしい仕事をなしとげるだけではない。
さらに多くの素晴らしい人材を人材を引き寄せる。
そして、その逆もしかりになると。
以下が、グーグルの「採用のおきて」だそうです。
・自分より優秀で博識な人物を採用せよ。
学ぶもののない、あるいは手強いと感じない人物は採用してはならない。
・プロダクトと企業文化に付加価値をもたしそうな人物を採用せよ。
両方に貢献しない人物は採用してはならない。
・仕事を成し遂げる人物を採用せよ。
問題について考えるだけの人物は採用してはならない。
・熱意があり、自発的で、情熱的な人物を採用せよ。
仕事がほしいだけの人物は採用してはならない。
・周囲に刺激を与え、協力できる人物を採用せよ。
ひとりで仕事をしたがる人物は採用してはならない。
・チームや会社とともに成長しそうな人物を採用せよ。
スキルセットや興味の幅が狭い人物は採用してはならない。
・多才で、ユニークな興味や採用を持っている人物を採用せよ。
仕事しか能がない人物は採用してはならない。
・論理感があり、率直に意思を伝える人物を採用せよ
駆け引きをしたり、他人を操ろうとする人物を採用してはならない。
・最高の候補者を見つけた場合のみ採用せよ。一切の妥協は許されない。
スキルや経験があるため、社風と合わなさそうな人材を採用をしたことは
どの会社でもあると思いますし、一時的な人手不足は埋められても、
結果的に、後々色々問題や不具合が生じた苦い経験はお持ちだと思います。
グーグルだってそうらしいですので。。。
そこで、採用プロセスを厳格化していってできたのが、この「採用のおきて」らしいです。
我々も、こういう人材が欲しい・やめておこうという漠然とした基準はありますが、
ここまではっきりと明文化もできてません。
今も結果的にたくさんの良いスタッフに囲まれていますが、
これからよりたくさんの方を採用していくため、
どんな人材が我が社に必要か「採用のおきて」を来年の採用の時期までに作ってみたくなりました。
アイネックス税理士法人 砂川
2020/08/31
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