ふくふくセンター
先日、大学の同窓会メールに阪大複言語・複文化共存社会研究センター(以下 阪大ふくふくセンター)の宣伝が記載されていました。気になったので、記載されていたURLやHPを確認しました。
阪大ふくふくセンターは、外国にルーツを持つ子どもたちが増える中、子どもたちが母国のことばや文化を学ぶ支援するために、25の言語の研究者などによる新たに設立された研究センターです。
ある調査によると、日本の学校に通う外国人の児童や生徒は12万人を超えているようで、ルーツになる国も増えてきているとの事でした。しかし、この子どもたちが、ルーツを持つ国や地域の言語・文化を学ぶ機会は依然として少なく、子どもたちの「言語や文化の喪失」や「アイデンティティの揺らぎ」といった様々な課題が指摘されているとの事でした。
阪大ふくふくセンターのHPを拝見したところ、センター長の挨拶で「日本に住む誰もが日本社会に「複言語・複文化」が共存するのは当たり前であると認識できるようにすることを目指します。」という言葉が、心に残りました。国際化が進む中、多様性を理解し相互理解を深める事が、これからの社会において大変重要な課題であると考えます。これらの事は、子供にも伝えていきたいと考えました。
京都事務所 Y.M
2023/07/04
- スタッフの雑談