おせちを食べ終えたら
「1年の計は元旦にあり」といいます。新年には今年一年の目標を立てる方も多くいらっしゃると思います。
私はといえば、お正月におせちをひと通り食べ終えて落ち着いたところで、今年一年をどう過ごそうかとあれこれ考えるのが恒例となっています。昨年できなかったこと、不十分だったこと、新しくやらなければならないことなどが次々と頭に浮かんできて、気が付いてみれば『今年の仕事のToDoリスト』のできあがりです。
しかし、あるネットの記事に触発され、方法を変えてみようと思い立ちました。「何かをやらなければならない」という義務感から完全に心を開放して、自分が心底やりたいと思うことだけを想像してリストにするのです。
そうしてみると、あら不思議。驚くほど書けません。もう一人の自分がどこかでブレーキをかけていて、思考を邪魔しているようです。素直に心を開放するというのは、実は大変難しいことだと気づかされます。
仕方がないので、心を少し楽にするために、一年という期限の縛りを取り払って考えてみることにしました。情けないことに、まだ10項目程しか思い浮かびませんが、どうやら『今年の仕事のToDoリスト』ではなく、『死ぬまでにしたいことリスト』ができあがりそうな予感がしています。(笑)
人生100年時代。そのうち職業人生は半分程度に過ぎません。リスキリングもリカレントも良し。しかし、仕事だけでなく、ご自身の人生を総合的に考えるきっかけになると思いますので、皆さんもよろしければ一年の始まりにリストづくりをやってみてください。
A.S
2023/01/20
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