年末調整の季節
早いもので今年も残り1か月。
税理士法人では年末調整の季節がやってきました。
最近はお客様からご提出いただいた年末調整の書類が毎日事務所に届いています。
私は今年アイネックスに入社いたしましたが、前職では自身の年末調整を申請するのみでしたので、お客様の年末調整の書類チェックやシステム入力をさせていただく立場となり新鮮な気持ちで務めております。
社内では新人向けに年末調整の研修が複数回あり、他にも京都税理士協同組合での外部研修に参加して勉強する機会を頂きました。
そこで今回のブログでは研修の中で学んだ、年末調整の書類においてありがちなミスを幾つか以下にご紹介することにいたします。
- ・扶養控除等申告書の「控除対象扶養親族」の欄において、年齢16歳以上の扶養親族の記載漏れ、70歳以上で同居している老人扶養親族(同居老親等)に✓がされていない。
- ・扶養控除等申告書の「所得の見積額」の欄に配偶者や扶養親族の所得ではなく収入を記載している。
- ・保険料控除申告書の「社会保険料控除」の欄で、給与天引き以外に本人が支払った健康保険料等の記入が漏れている。
- ・保険料控除申告書の「社会保険料控除」の欄で、新と旧の契約区分を誤って〇している。
- ・生命保険料控除証明書に証明額とご申告額(ご参考)の2つの金額が印字されている場合にご申告額の金額を記入していない。
- ・添付する各種控除証明書の年度が過年度になっている。
- アイネックス税理士法人 松村
2022/11/29
- アイネックスの出来事