シュガーマンのマーケティング30の法則
シュガーマンのマーケティング30の法則
ジョセフ・シュガーマン著
著者のジョセフシュガーマンはアメリカでTVショッピングで、サングラスを2,000万個販売したとされる、ダイレクトマーケティングの世界で大きな成功を収めた人物です。
この本にはセールスの現場でより多くの成功を得るための30の法則が、消費者の心理メカニズムに基づいて、著者の実際のエピソードを下に分かりやすく解説されています。
自分の販売する商品が素晴らしい商品だったとしても、もし致命的な欠点があるのであれば『臭い物に蓋をする。』ような事をせずに、広告コピーや売込みで、商品の欠点や難点を真っ先に伝える必要がある。など、消費者に対しては常に『正直』『誠実』であるべきと首尾一貫として述べられています。小手先だけのセールステクニックは、消費者から必ず見抜かれて、見放されるとしています。
もちろん欠点を伝えて終わるのではなく、代わりにこれだけのメリットがあるとしっかりと伝えて、購入に繋げています。
セールスというと、ついついテクニックに走りがちなイメージがありますが、常に消費者第一であることが、セールスの基本であるということを改めて痛感できる良書です。
アイネックス税理士法人
山本
2020/10/08
- 読書発表・本紹介