来年こそは
長い梅雨が終わり、急に暑くなってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の近畿地方の梅雨の期間は62日間と、統計が残っている1951年以降で最も長くなったそうです。
この時期は、まだ身体が暑さに慣れておらず、特に熱中症になる危険性が高いそうですから、水分・塩分補給に気を付けたいと思っています。
毎年この時期、京都各所では祇園祭で賑わってくるのですが、今年は昨年同様、新型コロナウイルスの影響で山鉾巡行は中止となりました。
しかし、今年は技術の継承のため、山や鉾を組み立てる「山鉾建て」は、2年ぶりに行われました。
祇園祭の始まりは、平安時代の863年(貞観5年)に、疾病流行をきっかけに勅命により御霊会(ごりょうえ)が行われたことが始まりとされているそうです。
*御霊会・・・思いがけない死を迎えた者の御霊による祟りを防ぐための、鎮魂のための儀礼であり、御霊祭とも呼ばれている。
祇園祭では、コンチキチンと鳴る祇園囃子(ぎおんばやし)が欠かせませんが、このお囃子は疫病のもととされる悪霊をおびき寄せる為の重要な役割も担っているそうです。
お囃子を賑やかに奏でることで悪霊たちを誘い、楽しい雰囲気に酔わせたままその日のうちに鉾町へ持ち帰り、蔵に封じ込めてしまう意味があるとのこと。
来年こそは、新型コロナウイルスを封じ込めて、山鉾巡行や屋台でお祭りを楽しめるといいですね。
アイネックス税理士法人 石垣
2021/07/19
- スタッフの雑談