アイネックススタッフ日誌

I-NEX STAFF DIARY

「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」

私が今回ご紹介する本は、「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」(著:F太、小鳥遊)です。

なかなか仕事が思うように進まず効率の悪さに悩んでいたときに、

あらゆるビジネス書や仕事術に関する本を手にし実践した中で一番効果があったと感じられた一冊です。

その中でも今も特に意識して実践している仕事術を紹介します。

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○「手順書をつくる」

仕事といっても、初めての仕事・頼まれた仕事・単純な仕事・複雑な仕事、など様々あるかと思いますが、どんな仕事でも手順書を作る。これが基本です。

そのためのステップは5つです。


ステップ1.名前をつけて書き出す

頭の中にふわっと浮かんだ「やらなきゃいけないこと」に名前をつけて「タスク」として書き出します。

この「やらなきゃいけないこと」を言語化せずにそのままにしておくといつまで経っても不安やストレスが消えません。「タスク」として書き出すだけで安心感が生まれます。


ステップ2.タスクの手順を書く

各タスクには終わらせる順番が必ずあるのでその手順を書き出します。

正しい手順ではなくてもはじめは自分なりの仮の手順で十分です。違ったらその時に変えればよく、とにかく「完了」まであくまで自分なりに手順の一本道を作っていくうちに仕事の全体像が見えてきます。


ステップ3.「誰がやるべきなのか」を明確にする

仕事は1人だけでは進められません。いろんな人にボールをパスしながら進めるのが仕事です。

自分が進める段階か、誰かが進める段階か、「仕事のボール持ち」をはっきりさせます。


ステップ4.タスクと手順に仮の締切りを入れる

タスク全体の締切りだけではなく、手順1つ1つにも締切りを入れます。

ちょっと面倒ですが、今これをやっておくことで後々楽になります。

これも、自分なりの日付や時間で大丈夫です。1回入れてみて無理そうだなとかもう少し前にできそうだなと分かった時点で締切りをずらします。


ステップ5.最初の手順だけに注目する

全部の手順を見ると、目があちこちに泳いだり「やることがこんなにあるのか・・・」とプレッシャーに感じてしまうこともあります。だから見ないように頑張るのではなく、見えなくしてしまいます。

最初の手順だけを目に入るようにすることで「今何をすべきか」「次、何をすべきか」が明確になります。

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本書ではこのような仕事の基本術が優しい表現で載っており、社会人初心者の方だけでなく仕事で負のスパイラルに陥ったときにもやさしく寄り添ってくれるような内容が扱われています。

基本に立ち返りたいときや仕事に対して漠然とした不安を抱えている方におすすめの一冊です。

                                                      T.M 

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2021/06/13

  • 読書発表・本紹介

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