在宅勤務の取組み
アイネックスで、在宅勤務をはじめて、1年を超えようとしています。
最初は四苦八苦しながら、皆でやり方を模索しましたが、
今や、家で仕事をしていて、会社と大差ないなと思えるようにまでなりました。
以下が、弊社で、在宅勤務にあたって、取り組んだ事項です。
①社内の決裁業務についてはワークフローシステムに移行しました。
これで、押印や紙の出力のために出社したり、決裁が滞ったりすることがなくなりました。
法人決算や確定申告の検算、業務報告 も全てこのワークフローシステムに移行して、
ワークフローの進捗をみれば、どこまで業務が進んでいるか可視化できるようになったのは
副産物ですね。
➁社内のコミュニケーションツールをチャットワークに変更しました。
ビジネス版LINEみたいなソフトで、ちょっとしたことをやり取りするのに適しています。
メールや電話だと相手のタイミングを選んで、遠慮しがちになってしまいがちですが、
チャットワークですと、一言二言のやり取りで済むので、コミュニケーションがしやすいです。
後、メッセージをみたかどうかもアイコンワンクリックで済むのがいいですね。
「了解しました」「ありがとうございます」を毎回返事しなくていいのも気に入っています(笑)。
③社内の過去や、現在作っている書類も全てPDFにしました。
これで書類がみたいから、書類を渡したいから、という理由で出社するということも
なくなりました。
PDFを加工するソフトも導入して、PDFファイルを自由に編集できるようにもなって、
生産性が上がりました。
④モニターを会社でも自宅でもダブルモニターかつ大型化しました。
当初は印刷派と画面チェック派にわかれていましたが、
画面が大きく、複数になったことで、ほとんどの社員が画面チェック派になりました。
導入前は画面でチェックすることにストレスを感じたいたのですが、
ハードを変更することで、今は、会社にいる際も印刷することはほとんどなくなりました。
印刷コストも削減され、環境にもお財布にも優しくなりました(笑)。
⑤デスクトップから全員ノートパソコンに新調しました。
家でも会社でもお客様の訪問時でも同じPCを使っています。
生産性のためにはPCのスペックも大事ですよね。
在宅勤務の導入で、通勤時間の削減でき、家族といる時間も増えて、
社員の満足度も高いようなので、コロナに関係なく、
これからも在宅勤務はずっと続けていこうと思っています。
在宅勤務は一例とは思いますが、労働者数が減少の一方をたどる日本では、
多用な働き方ができる環境の提供は、採用や社員の満足度をあげるために、
各企業が取り組むべき課題となってくると思います。
現在、多様な働き方推進事業費補助金(テレワークコース)の2回目の
補助金が案内されています。
https://www.pref.kyoto.jp/rosei/teleworkhojo.html
弊社でも第1回目に応募いたしまして、
まだリモート勤務できていない社員の
ノートパソコンなどで申請させていただきました。
これから在宅勤務を本格的に導入される企業やさらなる改善を図りたい企業様については、
こういった補助金をぜひご活用ください。
アイネックス税理士法人 税理士 砂川
2021/05/18
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