のめり込む力
のめり込む力
川上真史著
私が今回ご紹介する本は川上真史氏ののめりこむ力という本です。
“何かをやっていて夢中になり、つい時間を忘れてしまった”そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
この本にはのめりこむ力を持つことで仕事が楽しくなる→楽しい仕事に対する努力や工夫が苦にならなくなる→結果として成果が上がる・・・そんな夢のような状態で仕事をできるようにするためのルールが書かれていました。
ルールは全部で7つ。今回私が一番興味深く感じたのは
“ルール4 仕事のプロセスに面白さを見出そう!”
というものです。
仕事を楽しくするという場合自分の好きなこと楽しそうなテーマを基準に考えてしまいますが、現実にはめったになく楽しくなくてもやらなければならないことが山積しているという状況をほとんどの方が経験されているのではないでしょうか?
そんなときテーマではなく仕事のプロセスにやりがいを見出し、日々の業務で誰でも小さな成果を生み出していることを感じ取る力をつけることが大切とありました。
例えばお客様の質問に答えた時に大きくうなずいてくれた・事務処理を10分いつもより早く終わらせることができた。など小さな成果を感じ取っていけば仕事はずいぶん楽しくなるとありました。
このような小さな成果に対する認知力を身に着けることで自己満足度を上げると共にお客様の満足度も上げられるよう仕事に向き合っていこうと思う一冊でした。
アイネックス税理士法人
津本
2020/10/11
- 読書発表・本紹介