夫はホテルオークラ元総料理長、妻は料理家 ふたりのごはん
コロナ禍でおうち時間が増えているのにレパートリーは増えない我が家の食卓。。。
表紙のフレンチトーストに惹かれ、手に取りました。
ホテルオークラの総料理長を務められたご主人と、料理研究家の奥様によって、
旬の食材を使った普段のおうちごはんレシピがたくさん紹介されています。
シンプルで身体にやさしそうなお料理からは、お二人が食べることを大切にし、
暮らしを楽しんでおられる様子が伝わります。
普段の私の料理はというと、手早くおいしく、がモットー(洗い物が少ないことも重要!)なのですが、
たまには手の込んだものを作ってみようかと、お休みの日にこちらの本の「チキンレバーのムース」にチャレンジしました。
材料は鶏のレバーの他に白ワイン大さじ2、生クリーム大さじ1などなど……
(料理酒と牛乳で代用できないかな・・)と思いつつ、本に忠実に材料を揃えました。
蒸した鶏レバーを裏ごしする、のところで裏ごしの大変さにチャレンジを後悔しつつ何とか完成。
元料理長のご主人のレシピですが、裏ごしの大変さだけでもプロのお料理という感じで、
普段の家庭料理とは雰囲気が変わります。
翌朝は表紙で気になったフレンチトーストを。
いつもは目分量で作っていましたが、きっちり砂糖・牛乳を計量して卵と混ぜ、前の晩からパンを浸します。
もったいないのでは、と思うぐらいかなりたっぷりの牛乳を使うのですが、
一晩浸すとパンが全部牛乳を吸い込んでいて驚きました。
パンがくずれないように注意しながらじっくり焼くと、今までのフレンチトーストとまったくの別物。
アメリカ大統領から世界一と絶賛されたレシピというのも納得のおいしさです。
2品作っただけでもお店で味わうようなおいしさがおうちで楽しめて、贅沢な気分の休日となりました。
アイネックス税理士法人 廣川
2020/09/22
- 読書発表・本紹介