たった一言で人生が変わる ほめ言葉の魔法
自分を変えたい・・
そんな風に思っている時に手に取ったのがこの本でした。
『たった一言で人生が変わる。』
ほめ言葉にそんなに力があるのだろうかと。
ほめ言葉で大切なのは、「結果」をほめるのではなく、「行動や努力」、そして「人間性」をほめるという点です。
テストで100点を取ったときに・・
「テストで100点取って、えらいね」
とほめるのではなく
「あのとき、テレビを見たいのを我慢していたよね。」
「いつもより早起きをして勉強していたよね。」
といったようにその『過程』をほめることが大事です。
お世辞と『ほめ言葉』は全く別物という事を認識しなければいけません。
あなたは、相手のことをどれくらい知っていますか?
ほめたい相手をちゃんと見ること。
そして、「ちゃんと見ているよ、ちゃんと考えているよ」というサインを送ることが、ほめる第一歩です。
自分のことを見て、心配してくれる人がいる。
それは、とてもうれしいことですよね。
そして、ほめ言葉によって、自尊心の3大欲求が満たされるそうです。
- 1.自己重要感
- 「ありがとう」と言われたときに満たされる「自分を大事な存在として認めて欲しい」という欲求です。
- 2.自己有能感
- 「すごいね」「成長したね」と言われたときに満たされる「的確な意思決定と行動ができるようになりたい」という欲求です。
- 3.自己好感
- 「好きだよ」「好感が持てる」と言われたときに満たされる「人に好かれたい」という欲求です。
この自尊心の3大欲求が満たされることによって、もっと認められたい!もっと好感を持たれたい!と願うようになり思考がどんどんプラスの方向に進んでいきます。
たった一言のほめ言葉であってもその人の心を動かすことが出来るのです。
この本を読み終えたその時に・・自分が周りの人からどれだけ見ていてもらったか気づきました。
同時に自分ももっと相手の人を見て、知って自然とほめ言葉が出るようになれば、自分自身も変わっていけるのではないかと淡い期待を抱かずにはいれません。
アイネックス税理士法人 森原
2020/09/03
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