アウトプットする力
「アウトプットする力」 斎藤隆 著 ダイヤモンド社
アウトプットをする=蓄えた知識を伝える
『伝える』一言でいうと簡単そうですが、これがなかなかうまくいきません。
この難題を克服すべく、すがったのがこの本でした。
この本は8章にわたって書かれていますが、そのうちの3点ピックアップしたいと思います。
- ①アウトプットを前提にインプットする
- インプットとアウトプットの理想的な割合は、1:9
アウトプットすることを想定してインプットするとインプットの質が上がる
②話すアウトプットの基本
一つの話題を15秒で話してみる
締めの一文を考える
③書くアウトプット
インプットしたことを要約して書いてみる。
書くことがアウトプットになり、自分力を高めることができる
中でも一番インパクトがあったのは、①アウトプットを想定してインプットする、です。
何を伝えるために知識を得たいのか、だれに話すためにインプットするのかを想定する。
そう意識することで、確かに、インプットの質は高くなります。
インプットだけでは自己満足に過ぎず、それを伝えてこそインプットが生きてきます。
そのために日ごろからアウトプットの訓練をすることが大事。
一夜にしてできるものではありませんが、日々の積み重ね、訓練をしていきたいと思います。
アイネックス税理士法人 吉川
2020/08/30
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