時間革命
ホリエモンの愛称で知られる著者が、人生で何よりも大切にしているもの。
「時間」だけをテーマに書かれた本です。
6章で構成されており、どの章も自分に思い当たることが書かれ、ドキッとさせられるフレーズが並んでいたので、この本を買ってみました。
『時間革命』 著者;堀江貴文
Chapter1 「他人の時間」を生きてはいけない
時間には、「自分時間」と「他人時間」の2種類がある。
「自分時間」とは、好きな仕事、趣味、やりたいこと、たのしいイベントなど。
一方「他人時間」とは、やらされている仕事、通勤、したくない電話やメール、気を遣う飲み会などである。
「自分時間を増やす+他人時間を減らす=人生の質が高くなる。」
とはいうものの現代人の1日は、他人時間で埋め尽くされていることは事実。
まずは、1日のうち自分時間をどのくらい過ごせているのか棚卸ししてみよう。
Chapter2 徹底的に「ムダ」な時間を殺せ
他人時間の正体は、「他人そのもの」ではない。本当の敵は自分の中にある。
自分自身がどう捉えるかで、他人時間にも自分時間にもなる。
人生における最大のムダ、それは「悩み」の時間。
時間を増やすうえで欠かせないことは、シンプルに考えること。
あれもこれもバランスよく手に入れることを複雑に考えるよりも、自分にとって一番大切なことは何か?それをシンプルに絞り込めた人こそ、自分の時間を手に入れている。
Chapter3 「常識や世間体」に時間を溶かすな
「仕事=つらいけど尊いもの」という思い込みを捨てること。楽しい仕事を誰もがするようになれば、たとえ結果がいまひとつであっても、そこには確固たる満足感が残るはず。
幸福とは、努力や成長を積み上げた先にある「点」ではない。日々のあらゆる時間の中に横たわっている「線」なのだ。
Chapter4 「夢中」が時間密度を濃くする
やりたいことに夢中になること。努力せず、ハマること。
やりたいことや夢中になることは、探すものではなく自分のもとへ流れてくるもの。
気になったら、あれこれと考えて躊躇せず、まずはやってみよう。
今、気になっていることを3つ挙げてみよう。
Chapter5 「健康」こそが最大の時間投資である
病気を防がないから人生の持ち時間が減ってしまう。
睡眠時間を削るのは、寿命の前借り。しっかり眠って仕事のスピードをあげ、健康にたもつこと。
嘘が一番のストレス時間。常に本音で生きよう。
Chapter6「将来を心配する」という究極のムダ
「いつか」なんて長期の目標は、まず実現しない。やりたいなら、いますぐにやればいい。少しでも興味があるなら、とりあえずやってみるというノリの良さが大切である。ノリで生き抜く人間だけが革命を起こせる。
過去や未来に心を奪われず、目の前の「現在」に夢中になっていられることの手応え。それこそが、本物の自信をつくる。
現在を生きることが何より大切なのである。
アイネックスの中では、「有意注意」という言葉がよく使われています。(とくに川端社長がよく言われています)
「有意注意」とは、目的をもって真剣に意識を集中させることです。
私はこの「有意注意」という言葉が好きで、仕事や日常生活において、心がけて日々過ごしています。
時間はすべての人に平等に1日24時間与えられています。この1日の限られた時間の中で自分が夢中になっている時間を増やし、人生を豊かなものにしていきたいです。
お客様の人生が、より豊かなものになるようにお手伝いさせていただければ幸いです。
アイネックス税理士法人 矢嶋
2020/08/12
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