ユニ・チャーム式自分を成長させる技術
「ユニ・チャーム式自分を成長させる技術」
著者:高原豪久(ユニ・チャーム株式会社 代表取締役社長執行役員)
冒頭にあった「人が持って生まれた能力に大きな差はない、大きく育つ人とそうでない人がいるのは本人の努力や意識の違い」との文章を見つけてこの本を手に取りました。
また「どんな大きな変化であっても、準備さえ怠らなければ他に先駆けて対処出来るでしょう。」との一文も心に響きました。
コロナ禍の中、目まぐるしく変わっていく今だからこそ自分を成長させる技術を身につけ変化に対応できる柔軟さを身につけることの大切さを感じました。
本書は、第一章 日々の仕事の意義や今やるべきことに意識を向ける
第二章 醍醐味を知れば仕事がもっと面白くなる
など全五章からなり、改めて仕事に対しての向き合い方を考え直すことが出来たと思います。
特に印象に残っている部分は“成功の鍵は素直さと好奇心にある”と書かれた部分でした。
年齢が上がるにつれ素直さや好奇心が薄れてきている部分がありましたが、失敗を恐れず意識して新しいことに挑戦し続けることが結果的に自分の成長につながるのだと思います。
アイネックスの行動指針の一つに大きな目標を持ち、小さなことを積み重ねることとあります。
行動指針16個を読み直し気持ちを新たに取り組んでいきたいと思える本に出会うことが出来ました。
アイネックス税理士法人 津本
2020/06/25
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