2022年度 労働保険年度更新
1年が経つのは早いもので、今年も労働保険の年度更新の時期が近づいてきました。
労働保険の年度更新とは、
①前年度に既に支払っている保険料の精算をするための「確定保険料」の申告・納付と、
②新年度の「概算保険料」を納付するための申告とを同時に行う手続きの事で、
2022年度については、2021年4月~2022年3月までの賃金額に、労災保険料率と雇用保険料率をかけて申告するのですが、
今年の申告は、年度の途中で雇用保険料率が変更になるため、概算保険料の申告が例年に比べて少し複雑になります。
★2022年度の雇用保険料率 ※赤字は変更部分
<上期(令和4年4月1日~令和4年9月30日)>事業主負担の保険料率のみ変更
<下期(令和4年10月1日~令和5年3月31日)>労働者負担・事業主負担の両方の保険料率が変更
具体的には、2022年度の概算保険料の雇用保険分の申告については、上期の保険料率より算出した概算保険料と
下期の保険料率より算出した概算保険料との合算額を申告することになります。
年度更新は6月1日(水)から7月11日(月)までに申告することになっておりますが、
賃金額の集計は令和4年3月分の賃金が確定すれば出来るため、早めに取り掛かるようにしようと思います。
M.F
2022/04/17
- スタッフの雑談