「1冊20分、読まずに『わかる!』すごい読書術」
先日、とある社長さんとお話ししている際に、こんな話題になりました。
「会社を現在の規模にするまでには、本当に苦労したよ。そのために、もちろん勉強もしたし、本もたくさん読んだよ。一か月に何十冊とか。」?
当たり前の事ですが、「社長さんが多くの本を読んでいれば、必ず会社は成長する」とは限りませんが、「成長している会社には、多くの本を読んでいる社長さんが必ずいる」のです。
しかも大抵の場合は、「その短期間でそんなに多くの本を読めるの!?」というぐらい読まれています。
私自身も読書したい気持ちは持ちつつも、「他にやらないといけないこともあるし、、、」ということで、読書から逃げてきました。
そんな折に、偶然にも書店でこの本を見つけ、手に取ってみました。
正直なことを言うと、「こんなもので劇的に変わることはないだろうが、少しでも速く読めるようになって、時間を作れるようになればいいなー」ぐらいの半信半疑なモチベーションで読み始めました。
ですが、初めの2ページの内容を実践しながらこの本を読んでみると、本当に速く読み終えました!(元々が遅すぎたというのは、いったん置いといて。)
これは他の本にも活用できると感じたうえに、何より読み終えてすぐに、「これを使って他の本も読みたい!」と思った自分がいて驚きました。
(「時間がかかるという理由で、読書が苦手」という方が結構多いのかもしれませんね。)
最初の2ページがまとめのようになっているのですが、その場で実践できることが書かれているため、効果をすぐに実感できました。
さらに読み進めていけば、「レゾナンスリーディング」という、核となる時短読書術が書かれています。騙されたと思って実践してみましたが、その本から欲しい情報だけをいつもより短時間で取得でき、しかも記憶に残せるようになります。
(ただし、1冊20分には慣れが必要だと思います。)
「読書に時間をかけすぎている」「もっと多くの本を読みたい」「速読の本とか読みたいけど、たくさん種類があってどれを読めばいいかわからない」といった方には、本当にオススメの一冊ですので、ぜひ読んでみて下さい。
「1冊20分、読まずに『わかる!』すごい読書術」(著者:渡邊康弘)
藤岡
2016/05/30
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