100の基本
お客さまから勧められて手に取ってみました。
「100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート」
本はとっても分厚いのですが、見開き左ページに「基本」が書かれ、右に内容についてコメントが書かれているのであっと言う間に読めます。
基本のなかには、平たく言うと「時間を守る」とか、「悪口を言わない」のようなシンプルなものもありますが、著者の基本は次のようにもう少し具体的な内容になっています。
「時間を守る」 → 「すべては15分前」
「悪口を言わない」 → 「本人がいないところだけでなく、いるところでも言わない」
おそらくひとつひとつの「基本」が、生活の中でよりよくなるよう更新されているのだろうと思いました。
「すべては自分の責任と思うこと」
自分におこるさまざまなことを、ひとや社会のせいにしてもなにも始まらない。
たいていのことは自己の責任で片付くことばかりで、納得どころは自分で決め、自分の足で歩くのだ。という内容だったと思います。
全くその通りで、たしか1番最初の基本だったと記憶しているのですが、私も道に迷った時は、この基本にかえろうと思います。
「時間となかよくなる、時間に好かれる」
これは、言葉の使い方がとてもすてきだと思いました。
日々忙しく過ごしていると、つい効率の良い時間の使い方とか、無駄を省くとかの発想になるのですが、時にはちょっと殺伐としてしまいます。
結果は同じところにたどり着くのですが、時間に追われて選択するのではなく、良い時間をつくるための選択になるのが違いなのかなぁ。と思いました。
そのほかの基本もなるほどなと思うところがたくさんです。
本の終わりには、自分の「100の基本」が書き込めるようになっています。私も、自分のベーシックをすこしずつまとめていこうと思っています。
2014/04/16
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